うさぎのもぐもぐ日記

食いしん坊のグルメダイアリー

一献 うえ原(京都市北区鞍馬口)

 

京都方面に旅行に行ったので、美味しい和食をいただきたいとのことで、鞍馬口駅の近くにある「一献 うえ原」にランチに行きました。

大将と女将さんのお二人で切り盛りされているので、席数は少なめですが、明るい木目のカウンター席で、内装も「京都に来た」とテンションが上がるような素敵なお店でした。

 

メニューは、ランチタイムでもディナータイムでも、日替わりおまかせコースのみのようです。

ランチタイムは、7品か8品から選択できたので、7品にしました。

 

日本酒を頼んだら、素敵な器で出てきました。

お猪口も好きなデザインを選ばせてもらえます。

 

メニュー表がないので、料理名は適当なものになりますが、以下にお料理を紹介。

 

一品目は、牡蠣の唐揚げと湯葉のあんかけでした。

牡蠣の唐揚げは初めていただいたのですが、味付けも良く、牡蠣の旨みも感じられてとても美味しかったです。牡蠣と言えば牡蠣フライが定番ですが、唐揚げもとても美味しかったです。

牡蠣は、1粒かな?と思っていましたが、2粒入っていたので嬉しかったです。

湯葉とあんかけも、すりおろし生姜を混ぜるとさっぱりとして、薄めの味付けで美味しかったです。

 

二品目は、もみじ鯛と海老芋とひらたけの汁物でした。

上に菊花をのせてあり、混ぜていただきます。

もみじ鯛は身が締まっていて弾力があり、海老芋はねっとりとした食感で海老の旨みを感じました。ひらたけも大きくて、ボリュームがありました。

おつゆも、お上品な味付けで具と良く合っていて、美味しかったです。

 

三品目は、さわらの藁焼きとヒラメのお刺身でした。

さわらのわら焼きは、カウンター席から見えるところで、台にわらを入れて藁に火を付けてあぶっていました。

藁で焼いているところはなかなか見ることができないので、すごい!!と思いながらずっと見てしまいました。

藁焼きは、お醤油、自家製のポン酢、添えてあるお味噌のどれに付けても美味しいとのことで、まずはお味噌を付けていただきました。

藁焼きの香りとさわらの旨みで、本当にめちゃくちゃ美味しかったです。この日一番美味しかったかも?と思います。

味噌も少しピリッとして、さわらに良く合っていて、お醤油やポン酢も美味しいのですが、味噌が一番いいと思いました。

ヒラメも身が締まっていて、美味しかったです。

こちらは、ポン酢やお醤油でいただきました。

 

四品目は、揚げ銀杏、子持ち鮎の揚げ物、舞茸の天ぷらでした。

天つゆも自家製で、山椒が効いていてとても美味しかったです。

子持ち鮎は、衣が何なのか?分かりませんが、唐揚げやフライの小麦粉やパン粉とは異なる歯ごたえのある衣で、ナッツかな?と思うような食感でした。

カリッと揚げてあり、天つゆにも良く合って美味しかったです。

しばらくすると、鮎の頭と尻尾も出てきました。

じっくりと揚げたものを揚げたてで提供してくれました。

 

五品目は、蓮餅、秋鮭、なめこのあんかけでした。

なめこは信州産のもので、とても大きいです。

こちらも、具材は大きめでボリュームがありました。

蓮餅は、食感がとても良く、美味しかったです。

 

六品目は、地鶏と舞茸の炊き込みご飯、お味噌汁、お漬物でした。

地鶏の炊き込みご飯は、土鍋で炊いたものを見せていただいてから、お茶碗によそっていただきました。

 

お漬物は、いぶりがっこ、長芋、椎茸昆布でしたが、どれも本当に美味しかったです。

いぶりがっこは香りが良くて、薄味で、これまで食べたたくあん系のお漬物の中では一番美味しかったと思います。

 

お味噌汁は、意外にも赤でした。

大将曰く、ご飯には白味噌は合わないので、赤か合わせを出しますとのことでした。

 

七品目は、デザートで、シャンパン柚シャーベットとさつまいものモンブラン風(下にあんこがあります)でした。

シャーベットは、シャンパンが効いていて、大人の味でした。

これまで食べたことがないような味で、とても美味しかったです。

 

とにかく、全てのお料理が美味しくて、ボリュームもあって、満足でした。

おせち料理も作られているようでしたが、お店に取りに行ける方にしか販売していないとのことでした。

きっと美味しいと思われますが、こちらは遠いのでちょっと無理そうですね。

 

近くにあったら、何度でも行きたいと思う素敵なお店でした。